【Processing】"Processing iCompiler"と"つぶやきProcessing"で作品制作をしてみた
閲覧ありがとうございます。ritocoです。 今年もアドベントカレンダーに参加できたことが嬉しいです! この記事はProcessing Advent Calendar 2019の21日目の記事です。 前日の記事は WGGさんの「p5.js と reveal.js でブラウザで動くインタラクティブなプレゼンを作る」でした!
目次
この記事を作ったきっかけ
最近の私は大学卒業までの準備の期間でもあるので、目まぐるしいぐらいの毎日を送ってます。 自分のキャパを社会人になる前に知ることができるのはありがたいのですが、クリエイティブコーディング関連の情報を遮断しがちになってしまい情報が追いつけない!いろいろな物事に追われて忙しくて余裕もって試行錯誤すらできない!という壁に当たっています。 それまで恥ずかしがらずに試験的に「とりあえず作り、気軽に残すこと」が習慣化していましたが、久々に制作するとなんだか肩に力が入ってしまったり、過去の自分と作品を比較してしまって手が動かなくなったり、その現状を把握した瞬間からモヤモヤしたり…ということがありました。 自分と似たような境遇の人もいるのでは?と感じたのと、自分への覚書ということであうとぷっちょしていきます。
つぶやきProcessing
手が動かせなくなった私にインスピレーションを!癒しを!!と思ってTwitterへ。 そしたらたまたまタイムラインに流れてきた はぅ君さんの つぶやきProcessing にこれだ!と思いました。 つぶやきProcessingについて、はぅ君さんのツイートを引用させて頂きます。
つぶやきProcessingのいいところは 「コードをTwitter上で気軽にシェアでき、誰もが閲覧できる」 「短いコードで得られる表現の発見がある」 という点です。 ちなみにProcessingアドベントカレンダーの2日目のはぅさんの記事にもう少し詳しく書かれているので、この機会に興味を持った方はぜひ閲覧してみてください! haukun.projectroom.jpそういえば #つぶやきProcessing の説明をしていなかった。
— はぅ君 (@Hau_kun) 2019年6月5日
Processingというデジタルアートのためのプログラミング言語があります。https://t.co/ynQwP6S1RR#つぶやきProcessing はProcessingを使い、1ツイートに収まるプログラムで、どこまでアートを表現できるかに挑戦するものです。
Processing iCompilerを使ってもっと気軽に制作
今回使用したツールはすべてProcessing iCompilerというアプリです。 ブレンドモードが使えなかったり、コードのどこが間違ってるかハイライトしてくれない…などいろいろな制約があります。 しかし、 「電車の中など場所を選ばずに動かすことができる」 「スマホ上で動かし、それをTwitterにすぐ投稿できちゃう」 という部分でみるとつぶやきProcessingとの相性がいいなと感じて取り入れてみました。
apps.apple.com
つぶやきProcessingの自分の作品例
// #つぶやきProcessing ,#Processing
— ritoco (@t_ritoco) 2019年12月20日
void setup() {
size(500, 500);
noStroke();
rectMode(CENTER);
frameRate(30);
}
void draw() {
for(int i=0;i<500;i+=80){
for(int j=0;j<500;j+=80){
float x=random(120);
fill(mouseY,mouseX,mouseX);
rect(i,j,x,x,x);
}
}
} pic.twitter.com/1AsbJeOvQE
// #つぶやきProcessing , #Processing
— ritoco (@t_ritoco) 2019年12月12日
void setup() {
size(500, 500);
noStroke();
rectMode(CENTER);
}
void draw() {
for(int i=0;i<500;i+=80){
for(int j=0;j<500;j+=80){
float x=random(70);
float c=random(255);
fill(c,c,c);
rect(i,j,x,x,x);
}
}
} pic.twitter.com/asIacrP5iY
//#つぶやきProcessing
— ritoco (@t_ritoco) 2019年11月26日
void setup() {
size(400, 400);
background(0);
noStroke();
frameRate(20);
}
void draw() {
rect(100,100,200,200);
fill(pmouseX,100,pmouseY);
if (mousePressed == true) {
ellipse(pmouseX,pmouseY,200,200);
filter(BLUR,3);
}
} pic.twitter.com/b6L1yi4JOT
やってみての感想
1.制作→編集→投稿までがiPhone(iPad)で一貫してできる 自分はiPhoneで制作しているので画面録画機能を使って描画しているところを記録したり、静止画はスクショしてトリミングしたりとiPhoneの機能を使ってTwitter用に編集し、場所を選ばずにすぐに投稿できる流れがあるのが最高です。 私は電車の中でやっていましたが、忙しい中でも隙間をみつけて気軽にできるのはすごく便利です。 2.制約されることで新しい発見が生まれやすい つぶやきProcessingの1ツイートの文字数という制約と、Processing iCompilerの機能の制約が楽しいです。 特に限られた機能の中でやるのが逆に燃える人や、Processingの導入のお試しとしては場を選ばないなと感じています この制約のコラボは無限の可能性が広がってそうだなとやっていて思いました。 冬休みに入ったらつぶやきProcessingで作ったものをPCで実行してさらに表現の幅を広げていきたいです…!! ここまで読んでいただきありがとうございました。