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ritocoのクリエイティブコーディング記録

SNACKS Vol.5にいってきました

(引用 https://snacks05.peatix.com/)


7/16に大阪の zizo 芝生スペース で行われたデジタル・メディアアートの小さな作品展 SNACKS にいってきました!
自分も作り手の1人として刺激を盛りだくさんに受けたので、感想を綴ります。
アウトプット!アウトプット!


ビル街に映えるポップなポスターが可愛い。



初 SNACKS の感想

SNACKS とは インスタ部 というコミュニティが主催の、まだ「作品」と呼ぶには小さな創作のかけらを持ち寄り、作家同士やお客さんとお話しながら作品に触れられる展示・交流会です。

交流会なので会場の雰囲気は にぎやか!
子どもから大人までワイワイしていました。




今回のイベントを通して気付いたのですが
私は、静寂の中で作品に集中するより、アーティストさんと対話し、その人の人生や、作品に対する情熱、こだわり、苦労等を聞き出しながら、作品に触れるのが好きです。

なので、早口で質問攻めしちゃいました…が!
どの方も丁寧に回答してくれて、本当に感謝です。


こういった「 情熱があるゆるさ 」がSNACKS の面白さだと個人的に思います。



展示されていた作品と感想(一部)


私が話しかけることができた方の作品に触れていきます。
もっと展示作品が見たい方は主催の インスタ部 のアカウントでチェックできます!



ミウラセナさんの作品


白いターンテーブルに黒い紙を好きなところに置くと音が鳴る楽器。

黒い紙を置くという赤ちゃんでもできるシンプルな動作に対して、探求の余地を残すバランスが絶妙でした。

また、作品紹介映像はツイートの通りPowerPoint(!)でした。
お話を伺うと オブジェクトを置いたら、モーションを自動で補正してくれる「変形」の機能で作ったとのこと。

x.gd


その場での発見を作者に伝えて、さらに発見することができるのは、オフラインのイベントの良さだなと感じました。




のぼさんの作品

novogrammer.github.io

赤い風船を割るミニゲーム
リンク先はキーを押したら始まります。
(出展時は3つの足のペダルを踏んで風船を割るゲームでした)

ゲームの最後にスコア記録されるのですが、40点台のハイスコア出してる人が多かったです。地味に悔しかったのでリベンジしたい! もっとやりたい!と強く引き寄せられました。

ヌルヌル動く風船のグラフィックも綺麗で、WEBサイトでここまでできるんだなあと感動していました。


TRIGGER さんの作品

上記画像の 右の画面でツイートのような人の呟き が表示され、中央の画面で呟きを分析した表情を出すというもの。

異なるモニター同士で連動しているのが不思議な感覚でした。
もっとじっくり見たくなる作品。

ちなみにTRIGGERさんは3名のクリエイティブユニットで、今回が初めての展示だったそうです。

社会人3人で、しかも自主制作のスケジュールを調整して制作するのってめちゃくちゃ大変だと思っています。
実際に、どのように制作スケジュール調整したのかをお伺いしたところ、今年初めぐらいから、カフェで強制的に集まって作業に集中する日を作ったと話していました。すごすぎる。



Processing作品もたくさん!!

さらに偶然の巡り合いでProcessing community Day2023で、作品出展されていた方にもお会いできました。 Processingの話や日々のコーディングのお話もできて楽しかったです。

引用させていただいたツイートはPCD関係のものですが、全く同じ作品がSNACKSでも展示されていました。

大阪でも拝めて感激…!!

さいごに

全体を通して、それぞれのアーティストさんの感性、人生が作品に反映されていて刺激受けまくりでした。

短い滞在だったので、全てのアーティストさんに声をかけることができなかったのが心残りですが、ここで紹介した以上にたくさんの作品がありました。

デジタルアート、電子工作が好きな人は刺さるイベントなので関西方面にお住まいの方はぜひ!